Nishikien.com 茶専門店 錦園石部商店  店主 石部健太朗(日本茶インストラクター#02-0362) お茶にまつわる様々な事柄。〜owner's talk〜 
titel 「新茶の初摘み 2005年新茶 販売開始!」
 昨日、(4/13)は雨でお茶摘みがされず、本日はご用意が出来ないと思っていたら、「お茶作りましたよ。」との連絡が入ってビックリ。13日摘採は露地新茶の摘み取りでは県内トップになります。

 なんと静岡伊勢丹の折込み広告を見た生産家が、販売日に間に合うようにと午後のわずかな晴れ間をぬってお茶摘みをしてくださったとのこと。初日の生産量は僅かに6kg。

 新茶が無い無いと言われる中、とっても貴重な静岡市産の「露地栽培の手摘み新茶」が出来ました。本当にありがとうございます。

「大走り 手摘み新茶 丸子さわたり」

  • 静岡伊勢丹B1フロア「ふるさと村」
  • 掛川駅「これっしか処」

にて販売中です。

静岡伊勢丹B1ふるさと村(2005/4/14)
4月14日の摘み取りの様子
 そして本日、本格的に新茶の摘み採りが始まりました。品種は「杉山八重穂」。昨年は4月5日が初日。指折り数えて、8日遅れとなります。

 丸子は品種のるつぼのような場所です。いつも覗かせて頂いている場所にも、「杉山八重穂」「安倍一号」「印雑131」「あさつゆ」「ゆたかみどり(Y2)」もちろん「やぶきた」そして、よく分からない在来。みかんの畑の隙間に「自然仕立て」から「畝仕立て」まで色んな品種があります。栽培地の特長を捉えて「早生」品種を導入し、そして寒さに当たり難い自然仕立てとしての手摘みの摘採。最盛期のやぶきたなどはハサミ刈りの出来る「畝仕立て」。

 面白いのはみかんの木の下が周りの茶に比べて早いことです。やはり、寒さに当たり難いのでしょうね。※お茶摘みをしている方の後ろの樹は「みかんの樹」です。

 みかんと一緒に育つお茶達。爽やかな味わいでなんとなく、柑橘系の雰囲気が感じられたら面白いのですけれど。

 いよいよ、新茶が始まります。

2005年4月14日 石部健太朗



良い道具による充実のティータイム


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