日本茶専門店 錦園石部商店 
titel 明前の静岡茶 手摘み新茶 丸子さわたり
杉山八重穂の摘み採り
2006.04.04撮影
 2006年4月4日、ついに静岡産露地新茶の摘み採りが始まりました。県内で最も早い新茶です。

 昨年の摘み採りは4月13日でしたから約10日早い計算になります。品種はお馴染みの杉山八重穂。暦を見てみれば、今年の清明は4月5日。偶然なのですが、今年は明前の静岡茶になりました。

 摘み採られた生葉は今夜、製茶され仕上げと包装の作業後、4月6日(大安)に「静岡伊勢丹ふるさと村」と掛川駅の「これっしか処」にて販売を致します。 (※第一テレビはお昼と夕方のニュースで放送されました。放送中にありました「このお茶が販売される県内のデパート」はもちろん「静岡伊勢丹」。)


輝くような新芽
2006.04.04撮影
 杉山八重穂はやぶきたの父として知られる杉山彦三郎氏が選別した極早生の品種になります。通常は1ケ所から1つしか出ないお茶の芽が「2つ出る」事があるので別名「二芽(ふため)のやえほ」などとも呼ばれます。栽培面積も少なく珍しい品種です。
  今回は県内の初摘みとして、静岡第一テレビを始め、静岡新聞、中日新聞の方々が茶園の取材にいらしてくださいました

今年の初物です。
生産者の横山さんと石部です。
2006.04.04撮影
 見上げれば飛行機雲。まさに清明らしい一日でした。

2006.04.04撮影

 清明とは:二十四節気のひとつ。4月5日頃。このころ天地がすがすがしく明るい空気に満ちるといいます。余談ですが、お隣の中国では清明節前のお茶を「明前のお茶」として貴重なものとするようです。
 2006年04月04日 石部健太朗




良い道具による充実のティータイム


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