Nishikien.com 茶専門店 錦園石部商店  店主 石部健太朗(日本茶インストラクター#02-0362) お茶にまつわる様々な事柄。〜owner's talk〜 
titel 中生品種と晩生品種
やぶきた(中生)
2005/04/26
 お茶の品種による摘採時期の違いがはっきりとわかる画像を撮影してきたのでご紹介します。

 左は同じ日の

  • 同一産地(静岡市)
  • 同一生産家

 の茶園画像です。

おくひかり(晩生)
2005/04/26
 品種による違いは以前のowner's talkにも書きましたが、今回の方がはっきりわかりやすいでしょう。あと数日で摘み採りが出来そうな「やぶきた」と摘み採りがいつになるのやら?の「おくひかり」。

 最近注目されている「静7132」も併せて撮影してきました。「桜葉のような香りをもつ、紅い芽のお茶」とても個性豊かです。(品種としては結構前のもので、この園も30年選手。)

 当たり前といえば当たり前なのですが、茶の芽を生で食べても味は品種でかなり違いますよ。

静7132(中生)
2005/04/26
静7132(中生)
2005/04/26
 静岡茶市場の初取引セレモニーも終わりました。(実際には市場での取引は25日以前から行われていますが。)全国放送もされて、新茶ムードが加速する・・・ハズなんですけれどなんか盛り上がらない???。

 天候の影響による遅れや品質についての問題が耳に入ってきますが、ここに来てついに減肥の影響が現れている感じがします。(お茶の栽培にとって非常に有効な資材である化学肥料を闇雲に否定していいのかとの疑問も。何事も大切なのはバランスなのですが。)

2005年4月26日 石部健太朗



良い道具による充実のティータイム


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