やぶきたが全国の栽培面積で8割近いというのにはちゃんと理由があります。オールマイティに「美味しい」ということもさる事ながら、品種として適応範囲が広く、他と比べて適期が長く、良品を造りやすい品種なのです。
そして、やぶきたの美味しさは慣れの面を差し引いても凄いものだなと感じます。品種を単品で楽しむのいいけれど、やぶきたをベースに他の品種をブレンドして味わいや香りに変化をつけたりするのも面白いものです。
やぶきたを9割として「印雑」を1割程度ブレンドすると新鮮香を感じる味わいになる場合もあります。(※早春や春をイメージさせる味わいにしたい時などにこんなブレンドをしたりする・・・かな。)この辺りの話題は長くなってしまうので、また今度。 |