希少品種茶
「水見色かおり」と
「素材厳選のケーキ」を
愉しむ茶話会
〜 ご報告(3)〜
開催日:2002/05/25(土) まさに、今回の茶話会でしか食べる事が出来なかったケーキでした。 「これまで自分が飲んで来たものをお茶とするならば、これは「お茶」ではないですよ。同じような感覚は以前、酒蔵で本物の吟醸酒を飲んだ時にもありました。その時もそのお酒に対してこれは「酒」では有りませんと言ったんです。」 との感想を頂きました。実はこれこそがお客様から頂きたかった言葉です。 本物の「お茶」の持つ力強さ。呈茶の方法によって様々に見せる奥行きの深さ。愉しさを知って頂ければそれこそが最大の喜びです。そして、そんな「お茶」を未来に繋げて行く事の大切さを心に刻みます。本当に良いものを!
<茶話会スペシャルケーキ>
3煎目と茶話会限定のケーキを合わせて、アンジュローブオーナーによるケーキについてのお話し。
今回のケーキは、種子島でしか採れない紫いも「一吉(いちきち)紫いも」のピューレと、黒糖を使った「一吉紫いものスフレ」。
<茶話会を振り返って>
1煎目の水見色かおりの花のような香り、そして豊かな旨味はお客様にとって、色々な意味で衝撃的であったようです。
水見色かおりのひと雫には、お茶を育んだ土地の素晴らしさ、生産家、製茶問屋の情熱がゆらめきます。お茶を通して、その想いは「言葉では無い何か」となって人に伝わって行くはずと信じたい石部です。今後とも茶話会を通じ「想い・願い」を伝えていければと思います。よろしくお願い致します。