活動報告書
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「わくわく土曜サロン」休日・放課後における障害児の地域活動促進事業 |
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01-0019 |
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池田和弘 |
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上野俊輔(01-0030)、大崎洋子(01-0038)、 小松知子(02-0384)、鈴木秀巳(02-0402) |
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14/11/23(土) 10:00〜13:00 |
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静岡県立袋井養護学校 |
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静岡県立袋井養護学校 |
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児童生徒・保護者、ボランティア、他校の参観者 |
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児童生徒(80名)・保護者(80名)、ボランティア(約40名)、他校の参観者(約40名) |
(教材) |
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(器具) |
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その他 |
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「わくわく土曜サロン」は、完全学校週五日制の実施に伴い課題となっている「休日・放課後などに置ける養護学校の児童生徒の地域活動」を促進する為に、本年度から当養護学校で取り組まれているもので第五回を数えると言う事です。私たちは今回始めて「日本茶」コーナーとして参加させて頂きました。当日は、他にも陶芸、和太鼓、パソコン、クッキーづくりなど13のコーナーが教室や食堂、体育館などに分かれて設けられ、10:00〜11:30の90分間に、親子で好きなコーナーを自由に廻るというものでした。「日本茶」コーナーでは児童自らお茶の淹れ方を体験してもらう事をテーマとしました。また、当日は併せて当養護学校が実施してきた「ボランティア養成講座」と「わくわく土曜サロン」の取り組みを、東海地区の養護学校に紹介する「ボランティアセミナー協議会」も開催され、他校のPTA・教職員の参観者も多数参加されていました。 |
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「わくわく土曜サロン」への参加は、一ヶ月前に急に決定したもので、担当教諭との打ち合わせも日程等が合わず充分なものが出来ませんでした。ただ「子供達には健常者と変わらずに普通に接して上げて下さい」と意見を頂いていたので、用意・準備して行った”モノ“をそのまま伝えるので無く、その場で柔軟に対応して会話が出来るような心構えだけは準備して行きました。 対象の児童は肢体不自由児、知的障害児と言ってもその程度は様々で、一人一人にどの様な対応をすべきかは、初対面で判断して行かなければ成らず、それが解ろうとする前に時間がどんどん経過して行くのを歯痒く感じました。子供達に取っても我々は見ず知らずの人間ですから、きっと同じ思いをして居かたもしれません。担当教諭の「ここに来れる子供達はまだ良い方で、参加出来ない子供達も大勢居るんですよ」の言葉が心に残りました。中には、家庭でお茶を淹れるのがその子の役割だという親子もあって、お茶の淹れ方を体験して貰おうと云うのも、一方的なお節介だったのかと思うこともありました。何れにしても、今までセミナーやイベントで経験して来たことが何も役に立たなかったと云うのが感想です。 余談ですが、昼食はPTAの方からお弁当と緑茶ドリンクを用意して頂けると云う事でしたが、折角日本茶インストラクターとして参加させて頂くのですから、事前にお昼のお茶淹れを買って出て、ボランティアの方、ボランティアセミナー協議会の参加者約80名に、大勢の人にお茶を淹れる場合のアドバイスをしながらお茶淹れを致しました。 |
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