テーマ
深蒸し煎茶のおいしいいれ方
認定番号
02-0384
報告者名
小松 知子
スタッフ
大崎洋子(01-0038) 塚本早苗(02-0408)
活動日時
14/07/29(月) 13:30〜14:30
主 催 者
県立小笠高等学校様
会  場
お茶の郷博物館 1階ホール
対 象 者
県立小笠高校 茶華道部員10名
一般住民 3名
校長先生、職員 4名
参加人数
17
使用資料
(教材)
  • お茶クイズ
  • 効能についてのパンフレット
  • 企画展チラシ
使用資料
(器具)
  • 急須
  • 湯のみ茶碗
  • 茶托
  • ティースプーン
  • デジタルはかり
  • 茶缶
  • 布巾
  • 懐紙
スタイル
セミナー
概 要
小笠高校の地元では、深蒸し煎茶が盛んに作られているので、深蒸し煎茶のおいしいいれ方を指導して欲しいとの依頼を先生から頂きました。対象は、女子高校生がメインでしたので、茶道部とは言っても日頃はあまりお茶に馴染みがないようでした。ですから、内容は至ってシンプルにしました。まず、お茶クイズを解いてもらい、解答を説明しながら、お茶の成分や基礎知識を身につけてもらいました。次に、私が前でお茶のいれ方のデモンストレーションを行い、ポイントを説明、その後、各自実習と言う形にしました。
 実習は、標準的ないれ方、少し熱めのお湯でのいれ方の2種を行ってもらい、味の違いを確認してもらいました。同じお茶でもいれ方によっていろいろな味になるので、相手のことを考え、相手が飲みたいなぁと思っているお茶をいれてあげられるようになってくださいと伝えました。
質問内容
  1. 校長先生から、お茶に何かを入れる、という動きが最近見られるが、これからはもっと増えていくのだろうか?
質問への対応
  1. 本当は、そのままのお茶をおいしく飲んでもらいたいと思うが、最近の若い人の味覚は、刺激の強い物や香水などのかおりになれているので、(フルーツ果汁や甘味など)何かを入れたものを好む傾向もあるかもしれない。と回答。
感 想
 日本茶のいれ方セミナーの講師をやるのは、今回が初めてですこしとまどいました。今まで補助的には関わっていましたが、やはり一人で前に立つのはちょっと違いました。
 当日は、新聞社が3社取材に来てくれて、高校生が緊張してしまったようですが、全体としては、楽しくお茶をいれてくれたのではないかと思います。
 反省としては、デモンストレーションを行うときに、もう少し、見やすくしたほうがよかったのではないか、ということです。
 受講生が、今後、飲み手の気持ちを考えた、おいしい一杯をいれてくれたら、とても嬉しいです。


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