テーマ
日本茶の美味しい入れ方と楽しみ方
認定番号
02-0365
報告者名
岩瀬久枝
スタッフ
植松加代子、鈴木節子
活動日時
13/12/03 9:30〜10:30
主 催 者
裾野市立富岡第一小学校家庭教育学級
会  場
富岡第一小学校会議室
対 象 者
富岡第一小学校に在籍している生徒の母親を対象に開講している家庭教育学級に参加しているお母さんたち
参加人数
27
使用資料
(教材)
  • お茶に関する簡単なレジュメ(自作)
使用資料
(器具)
  • 貸し出し用茶器セット#5
スタイル
セミナー
概 要
最初の30分ほどで、お茶に関する大まかな説明を行った後、玉露の入れ方を実演しながら説明する。その後三人一組になって自分達で実際に入れてもらう。時間の関係上二煎目までとし、一煎目と二煎目の間で干菓子を食べてもらう。全員が二煎目を飲み終わった後、上級煎茶の入れ方を説明する。上煎茶については口頭のみの説明とし、すぐに自分達で実践してもらう。一煎目と二煎目の間におまんじゅうを食べてもらう。残りの30分でテーブルごとに感想と質問を発表してもらう。
質問内容
  1. お茶の保存方法
  2. 夜、お茶を飲みたいが眠れなくならない飲み方
  3. 玉露の味が何故煎茶とちがうのか
質問への対応
  1. お茶は温度、湿度、光に弱いので、冷蔵庫か冷凍庫で保存する。但し、臭いのつかないようにシッカリ密封する。又、な  るべく、少しづつ小分けにして保存するとよい。
  2. 玉露や上煎茶の場合は湯温を下げて入れる。又、ほうじ茶や  番茶はカフェインが少ないので、夜飲むのに適している。
  3. 新芽が出始めの頃よしずなどで茶園を覆って育てる事によっ  て、茶の旨味成分であるテアニンが増えるため、独特の味と  なる。
感 想
最初に玉露を2分じっくり待ってから入れたものを飲んでもらったが、みな今までに味わった事のない味だとびっくりしていた。
二煎目は今まで知っているお茶の味を味わい、一煎目と二煎目の味の違いをはっきり感じてもらうことが出来たようで、ほっとした。
受講生が最初30人という事で実技をするには少し多いかなと心配したが、二人のインストラクタが補助してくれたので、スムーズに講義を進める事が出来た。又、地元の学校なので知り合いが何人かいたので、案外気楽に出来、お菓子を食べながらという事もあり、受講生もおしゃべりをしながら、和気あいあいと二時間を楽しんでくれたようだ。
20代の若いお母さんが多く、普段お茶についてあまり関心がないような人が多かったと思うが、お茶の味の違いを体験してもらいこれから少しお茶に興味をもってもらえるのではないかと思った。これをきっかけに若いお母さんたちや子ども達にお茶の入れ方教室を開かせてもらえたらなと思う。


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