テーマ
最新ペットボトル事情「お茶ドリンク編」
認定番号
02-0405
報告者名
高山 英之
スタッフ
-
活動日時
13/09/18 15:00〜16:30
主 催 者
静岡本山茶研究会
会  場
プリンス会館 魚磯
対 象 者
静岡本山茶研究会会員
参加人数
約70
使用資料
(教材)
  • レジュメ
  • 缶・PET飲料市場状況統計書類
  • VTR(缶飲料製造状況)
  • サンプル茶葉
  • 茶系飲料の製品サンプル
使用資料
(器具)
-
スタイル
講演
概 要
飲料全体の販売状況
  1. 茶系ドリンクの歴史
  2. お茶ドリンクの製造工程(VTR)・容器別製造工程の違いについて
  3. 原料茶葉について
  4. お茶ドリンクの味の変遷・消費者ニーズについて
  5. 今後のお茶ドリンクの展開について等について。
質問内容
  1. レトルト後の品質の劣化はあるのか。
  2. 水はどのようなものを使っているのか
  3. 高級茶葉を使ってPETを製造した場合、急須で煎れたお茶を凌駕するものができるのか。
  4. 本山茶の今後の方向について
質問への対応
オープンにできない内容も含むので割愛させて頂きます。
感 想
 静岡本山茶研究会は10月の世界お茶祭りで、「O-CHAフロンティアコンテスト」金賞受賞という快挙で、今のりにのっている篤農家・小売り商のグループです。ひょんなことからこの総会にて私の専門分野の飲料業界、特に缶・PET飲料についての講演を依頼され、あっさり受けてしまいましたが、いやまてよ・・・うーむニーズに合うかな?と心配になっていました。

 講演では、上記概要をかみ砕きながら話したつもりですが、専門的な部分もあり、更なる資料が必要だったと反省させられる部分もありました。幸いだったのは、皆さんが興味深げにメモをとったり、講演後や懇親会時での質問などで、真剣に聞いていただいた事を肌で感じたときには、やって良かったと充実感を得ました。

 急須で煎れるお茶と、競合しているように思われるお茶ドリンクですが、実は裾野を広げているだけで、最終的には本物に帰ってくると思います。但し、本物の味を知らない人も多いので、帰ってくるように茶業会で働きかけていく事がもっとも必要であると思います。これはインストラクターの使命でもあるのでしょう。

 今回、古い歴史を持ち、優秀な生産者や熱心な卸・小売り商が集まるこの会に参加でき、私自身が勉強させられました。

 今後も機会があれば、是非勉強させて頂きたく思います。それから今回の講演を聞かれた方で、率直なご意見ご感想などお聞かせ願えれば幸いです。

sk-eigyo@po2.across.or.jpまで。


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