テーマ
「美術館でお茶」
認定番号
01-0153、02-0448、02-0385
報告者名
田中祥文、山下小枝美、近藤直美
スタッフ
-
活動日時
13/09/06 9:00〜17:00
主 催 者
静岡県世界お茶まつり実行委員会
日本茶インストラクター友の会静岡支部
会  場
静岡県掛川市。掛川城内 二の丸美術館 玄関ロビー
対 象 者
美術館の来館者
参加人数
75
使用資料
(教材)
-
使用資料
(器具)
  • 掛川農協の深蒸し茶 グラム¥2000のお茶(約550グラム)
  • 急須(8)
  • 湯冷まし(2)
  • 茶さじ(3)
  • お茶碗(25)
  • 茶托(10)
  • 茶殻入れ
  • 電気ポット(2)
  • 時計
  • お盆
  • 茶びつ(洗い物を水場へ運ぶ用)
  • 洗い桶
  • 水きりカゴ
  • 布巾(3)
  • 台ふき(3)
スタイル
その他
概 要
二の丸美術館の玄関ロビーにて掛川茶を来館者に提供する。美術鑑賞をしながらゆったりとした時間空間を愉しんで頂く。
質問内容
  1. このテーブルは何の木ですか?
  2. このお茶をいれるのにどんなお水を使っているのですか?
  3. どんなお茶ですか?
  4. 深蒸し茶って何ですか?
  5. 日本茶インストラクターって何ですか?どんな試験があるのですか?
質問への対応
  1. 塩地(しおぢ)の一本木です。
  2. この美術館の水道水です。
  3. 地元の掛川の深蒸し茶です。
  4. 蒸し時間の長いお茶です。
  5. できて2年目の資格で、筆記試験と実技試験があります。筆記試験は10科目で歴史、栽培、製造、効能、化学成分やインストラクションなど、多岐にわたっています。実技試験はお茶の鑑定やインストラクションがあります。
感 想
<気がついたこと>
  • 机が新しいため塗料のにおいが気になります。お茶碗は伏せないで上向きに並べました。
  • ポットのお湯はポットのにおいがあるので、使い始め、湯冷まし1杯程は捨てました。
  • 熱い急須などを置くと机に跡がつくため、お盆の上でお茶をいれました、
  • 次の担当者の方には、今日の担当者が分担して電話で引き継ぎを行いました。

<お客さまの反応>

  • 東京、千葉から名古屋、岐阜まで、県内外のお客さまがいらっしゃいましたが、みなさん、リラックスして愉しんでお茶をお飲みになっていました。
  • 水色がきれい、香りがよい、あまくて美味しいと好評でしたが、中には苦いというお客さまもいました。
  • お茶の入れ方でこんなに味がかわるなら、丁寧にいれなきゃねっとおっしゃってくれました。
  • イギリス人のお客さまもいて、いつも飲んでいるハーブティーや紅茶と全く違っていておもしろいとおっしゃっていました。
  • テーブルやお茶碗、盆栽なども好評でしたが、椅子が高くて足をかける所がないため、不安定で座りにくそうな方もいました。
  • 世界お茶まつりのパンフレットをお渡ししたら、興味を持つ人が多かったです。

<感想>

  • 掛川駅近くの掛川城内ということで、お城が好き、美術が好き、青春18切符を使おうと思って等、いろいろなお客さまがいました。お客さまのお話を聞きながら、お茶の話もでき、全体的によい雰囲気でした
  • お茶は美味しいお茶でしたが今年の特徴の苦味があり、いれるのに苦労しました。やはり、何回もいれて自分が美味しいと思うところを見つけなければいけないと思いました。
    明日からは違うお茶にかわるそうです。
  • カウンター席でお客さまと近く、お話しながらお茶をいれることができてよかったです。
  • 美術館の人がとても協力的で、看板やのぼりも用意し、入館口でも薦めてくださったので、お客さまも自然に足を運んでくださいました。
  • 初日ということで試行錯誤の部分もありましたが、いろいろな方のお手伝いがあり助かりました。ありがとうございました。


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