テーマ
ためしてガッテン!「お茶の入れ方大研究」
認定番号
01-0252
報告者名
森 朝世
助  手
-
活動日時
13/04/08
主 催 者
NHK
会  場
福岡県 天満宮境内
対 象 者
参拝者
参加人数
多数
使用資料
(教材)
-
使用資料
(器具)
NHKで会場に用意されたもの
  1. コンロ
  2. やかん
  3. 沸騰したお湯
  4. 湯冷まし用容器
  5. おぼんに用意された茶缶
  6. 急須1・湯のみ3がそれぞれ2セット、
  7. 茶缶にはAのセットに100g2000円の上煎茶
  8. Bのセットに100g 500円の煎茶
スタイル
テレビ
概 要
 天満宮に参拝にこられた方を無差別に老若男女を問わず二種類のお茶を説明、自由に美味しく入れてもらう。そのお茶を三人の審査員が試飲する。

入れ方について「○・×」で判定する。
審査員はインストラクター一期生

  • 東日本支部長の繁田さん
  • 福岡県八女の原島さん
  • 静岡の私
質問内容
-
質問への対応
-
感 想
 厳正に審査を・・と言う事もあったが結果はすべて「×」

<理 由>

  1. 湯温:ほぼ半数の人が熱湯をそのまま急須に入れる。
  2. 浸出時間:湯を湯飲みに注ぎ、湯冷ましをしても急須に入れすぐに注ぎ分けてしまう。
  3. 最期まで注ぎきらない:熱湯をそのまま入れたため、湯量が判らず急須に残してしまった。
  4. 注ぎ回しをしない:湯のみ一つ一つに満たした為、濃度・量がまちまちである。

     お茶を入れた経験のない方もおられましたが、なかには自信があったのに「×」の判定をされご不満顔の人もいました。

     それぞれに理由を説明し、納得してもらいました。
    緊張のせいか「何時もは少し待って入れるのに」と残念そうな方もおりました。

     さいごの参拝客グループ5人の代表が自分の入れ方でお茶を入れ試飲し、それぞれを評価していました。その後に繁田さんが同じお茶をマニアル通りに入れ、同グループ5人に試飲させた所、「まろやか」「こくがある」など同じお茶でないような、と言う反応がすぐ返ってきてうれしく思いました。

     お茶ほど湯量・湯温・浸出時間によって味の違いが大きく変わるものは他にないと思います。一寸した気づかいが、旨みやこくを引き出してくれます

     お茶への関心がたかまっている今、より多くの人たちに美味しくお茶を飲んでもらえるようにするには、私たちインストラクターの使命は大変重要だと痛感いたしました。私にとって良い経験をさせていただき、有難うございました


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