テーマ
おいしい入れ方
残留農薬と安全性
流通経路と価格形成
認定番号
01−0271
報告者名
山梨宏之
助  手
急なお話で助手の公募ができませんでした。
活動日時
13/04/11 10:00〜12:00
主 催 者
日本茶インストラクター静岡支部
静岡茶商工業協同組合
会  場
静岡市中央公民館(アイセル21)4階41会議室
対 象 者
静岡市消費者協会会員、静岡市ヒューマンウェーブ会員
参加人数
30
使用資料
(教材)
  • 本山茶を楽しむ本30
  • 普通蒸し本山煎茶1番茶
  • 2番茶100g×5本
使用資料
(器具)
  • 急須(普通蒸し) 8
  • 急須(高資細め1.8号)10
  • 湯呑み30
  • 湯冷まし10
  • 建水(ざる、ボール、三角コーナー袋セットの茶殻捨て)5
  • 沸騰型ポット5
  • 延長コード3
  • 台車1
  • 計量秤1
  • 大さじスプーン5
  • 新芽のついた枝とグラス5
  • オーブントースター(焙じ茶製造用デモ機として)1
スタイル
セミナー
概 要
    10:00
    • 挨拶、資料確認
    • 水についての実験(塩素濃度と硬度について館内水道水と市販ペットボトル「エビアン」のパックテストによる計測)茶器の選び方(急須のバランス、機能性)急須の持ち方、注ぎ方

    10:30

    • 3人1組で1煎目、2煎目を入れる。
    • 1煎目と2煎目の飲み比べ

    10:50

    • 休憩、お菓子で雑談(個別に質疑応答)

    11:00

    • 本山茶の歴史、家康公が好まれた後熟茶など

    11:15

    • オーブントースターを使った焙じ茶つくり1分でチン、5g分の作り方。炒り立てを試飲

    11:30

    • 質疑応答

    11:50

    • かたづけ

    12:00

    • 終了 
質問内容
  1. 残留農薬について
  2. 流通経路について
  3. 価格形成について
  4. 玉露、抹茶の製法と普通煎茶との違い
  5. 茎茶と煎茶の味、香りの違い
  6. 苦みと渋味、旨味と甘味の違い
質問への対応
  1. 消費者のみならず散布者の安全の話。
    太陽光線による農薬の分解について説明
    散布から安全日数を越えてからの摘採。
    残留農薬検査結果の話
  2. 各産地の生産量、流通量、販売量について説明
  3. 荒茶製造費用、仕上げ茶製造費用、物流コスト販売費用など
  4. 製法の違いとビタミンC、カテキンの生成量について
  5. 茎の部位別、香りや味成分など
  6. 苦み:化学肥料の多施肥、製造上での失敗
    渋味:カテキン
    旨味:アミノ酸など
    甘味:糖分など
感 想
 受講生が30人くらいになると助手は1,2人欲しいです。準備、片付け時の指示などにおいて特に。講習結果の検証について客観性を持たせるために2人以上が必要。沸騰型ポット5台とオーブントースターを蛸足でつないだためにショートし、講習内容での順番が狂い、本山茶製造ビデオを紹介しそこないました。


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