テーマ
お茶の入れ方教室
認定番号
01−0127
報告者名
鈴木 金苗
助  手
小玉 文一郎・山下 尊
活動日時
13/02/23 13:00〜15:00
主 催 者
川根町日本インストラクター(川根町茶手揉保存会との合同)
会  場
川根町笹間小学校 体育館
対 象 者
笹間小学校生徒及び笹間地区一般の人
参加人数
生徒24・地域有志10
使用資料
(教材)
  • しずおかのお茶:静岡県お茶振興室冊子
  • その他(プリント)
使用資料
(器具)
  • 急須(普通蒸し) 8
  • ポット      4    
  • 湯飲み     24
  • 湯冷まし     4     
  • 拝見盆小    12  
  • スプーン     4
スタイル
セミナー
概 要
     茶手揉体験は手揉保存会員が担当。4テーブルに茶花(茶の葉切枝・ツバキ・サザンカ・茶椿)を展示し、茶樹のツバキ科の説明資料とした。生徒4グループ(6人ずつ)それに父兄が同伴。
    1. 挨拶交換
    2. 2グループが茶手揉体験(手揉保存会会員)
    3. 2グループがお茶の入れ方教室(インストラクター)と交互に実施

     茶手揉は中火茶を使用し、コロガシ→デングリ→コクリ、を体験した。茶の入れ方教室は、最初普通煎茶の標準的な入れ方を指導した。

     次に笹間地区、在来煎茶(地区有志提供)を使用しての、入れ方、実技体験、更に別のテーブルには、中国茶(団茶・プアール茶・竹の子茶・ウーロン茶・龍井茶)日本茶(普通煎茶・手揉茶・在来種・カード茶)を展示。それそれについてグループごとに説明した。
    尚、手揉茶について再度自宅で家庭団らんの中で、お茶の入れ方を体験できるよう各人10gづつ持ち帰った。

質問内容
6年女子
緑茶も紅茶もお茶の木から出来るそうですが、紅茶の色はなぜ赤いのですか?
質問への対応
お茶の葉の中にはいろいろな成分が入っています。その中のカテキンという成分に酵素が働いて、お茶葉を紅色に変化をさせます。緑茶はお茶を作る時、最初に高い熱や、蒸気を当てて酵素を殺して緑の色を保ちます。紅茶はその酵素を働かさせて紅茶の色が出します。
感 想
 今回の活動後に生徒・先生から感想を頂きましたので、一部紹介させていだきます。

 この前は、お茶の手もみ体験でお茶のことをいろいろ教えてくださってありがとうございました。お茶のおいしいいれ方は、お茶がきれいな色で少しにがかったけれどおいしかったです。もみ方では、あまりやったことがなくてやってみたら体が暑くなってしまって大変でした。それにむずかしくてあまりうまくできませんでした。こんなに大変なのにうまくできるなんてすごいなあと思いました。ほかにも、さまざまなお茶を飲んだりしておもしろかったです。本当にありがとうございました。 4年 瀧上春那

 

 先日は、お茶の手もみ体験をさせて頂き、ありがとうございました。初めて行う子も多く、手もみ茶に興味を持った子も多くいたようでした。また、インストラクターの方々によるお茶のおいしい入れ方は、毎日飲むお茶も、少し手間をかけることで、とてもおいしいお茶になることがわかりました。お茶の手もみも心、おいしいお茶を入れることも心、心をこめることが、とてもおいしくなることがわかったひとときでした。香りのよいお茶は、自然の恵みでもあります。
自然の恵みを大切にすることが、この郷土を大切にすることだなと思いました。お忙しいところを、たくさんの方においで頂き、ご指導を頂きまして、ありがとうございました。時節がら、お体にご留意しおすごしください。1,2年担任 松本泉

 

 先日は、公私とも御多用の折、児童に手もみ茶の体験やお茶の入れ方等ご教授いただきまことにありがとうございました。つきましては、一言感想を述べさせてもらいます。

< 記 >

 子供が生葉の手触り香りを全身に浴び一心に揉む、一服の茶を口の中で転がし味わう。本物に触れる経験は宝だ。
笹間小学校 校長 鈴木重治


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