日本茶専門店 錦園石部商店 良い道具による充実のティータイム 常滑蓋碗

中国の茶文化と日本の技法が融合し出来上がった新しい茶器が「常滑蓋碗」です。

蓋碗(がいわん)

 急須のようにも、湯呑みのようにも使えるフレシキブルな茶器です。高資陶苑、常滑の茶器製作の職人の皆様、足利仁美さん(中国国際茶文化研究会日本支部公認インストラクター、中国労働和社会保障部公認茶芸師等の資格を有する中国茶の専門家)錦園が協力し、常滑焼による蓋碗が誕生しました。※産地名称をとりいれ「常滑蓋碗」と呼称します。

 焼き締めによる土製の茶器である常滑蓋碗は、釉薬がなく、磁器、ガラスに比べてお茶の味わいを優しくします。また蓋が滑りにくく、隙間の調整がしやすいので入門用としても使いやすい茶器となりました。

           玉露をなどを楽しむしずく茶碗とも似ていますが、大きく異なるのは使用するお湯の温度が高くても使える点です。薄く引き上げられた形状によって熱が伝わりにくく、煎を重ねても熱くなりにくいのです。
『蓋碗の使い方』監修:足利仁美(あしかが めぐみ)
 中国国際茶文化研究会日本支部公認インストラクター

常滑蓋碗「高資」

鋳込みによる均一感のある美しさの楽しめるのが「高資」です。

鋳込み製法
価格:¥3,456〜¥4,536



    常滑焼きの特長である「彫り」による意匠も取り入れる事が出来、使い込む内に育まれる色艶も魅力です。(中国茶器で見られる「茶壺(ちゃふう)」などは大切に使いその深まる色を楽しんだりもします。)常滑蓋碗も常滑焼のこの特長を持ちます。傍らにおき、お茶と共にお楽しみください。

    ※左上は桜の花などを印押しした常滑蓋碗。
    ※左下は常滑の技法「いぶし」によって表現した黒の常滑蓋碗。「朱」や「黒」は深まる色合いを楽しみやすいカラーです。




良い道具による充実のティータイム


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