数年前から生産家の方々と取り組んでいる「静岡釜炒り茶」が出来ました。ただ単に釜炒り茶を作るのではなく、品種選抜に始まり、製造の欠点克服、仕上げの工夫など気の長い商品づくりです。
振り返れば2000年の台湾研修に始まり6年が経ちました。台湾の文山、阿里山での製茶、台湾の徐先生の静岡でのレクチャー、摘み採り、製造、茶器による楽しみ方の提案などなど。楽しかったこと、悲しかったこと、様々な事柄が走馬灯のように脳裏をよぎります。
そして、2006年春。これならばと自信をもってお薦め出来るお茶が生まれました。まさに新しい静岡茶の創成を見る思いです。 |