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霜害を受けた後の茶園
4月下旬に撮影。静岡
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芽が揃わずに疎らになってしまっているのがわかります。
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今年は当初、かなり早いと予想されていましたが、蓋を開けてみれば3月中旬と下旬の寒さなどで5日以上の遅れになりました。結果、樹勢がいい園とそうでない園の違いが目につく年となっています。4月末の今、摘採がいつ頃になるのかわからない園が多く見られます。
農作物である「茶」はその年々で出来方が異なります。気候を読み摘採期にとのような状態を目指すのか。そして、生産された生葉にあわせてもっとも適した製造を見極めていく。この難しい作業にのぞみ、クリアしていく生産者が静岡にはいます。茶が工芸作物でありその特異性を感じる事柄のひとつです。 |
2006年04月29日 石部健太朗
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