今年で3年目(初年度は摩利支がメイン。杉山八重穂は今年で2年目です。)となった静岡伊勢丹にての新茶販売会が4月25日に無事に終了致しました。御来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。早生品種だからこそ楽しめる新茶らしい香りと味わいを多くのお客様にお伝え出来た事を嬉しく思います。
「やぶきた偏重」耳にする度に考えさせられる言葉です。これは栽培する側だけではなく販売する側にも言えます。確かにやぶきたは美味しいし、素晴らしけれどそこまでこだわる必要があるのでしょうか?。品種をもっとフレキシブルに扱い、お茶の楽しさを伝えられる筈です。
お茶には決まったいれかたなどは無く、教科書的な「何グラムで何度、何分」というのはではつまりません。実際にはそのお茶の「作り」や「品種」によってお湯の温度や量を変えるものといってもいいでしょう。そして、ただいれるのでは無く「考えて」いれる、もしくは「狙って」いれる事をするとお茶はさらに楽しめます。
販売されている「乾物」の状態のお茶は未完成品です。お客様のお手元でそれぞれに美味しいお茶にするお手伝いが出来たら幸いです。 |