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茶産地を走る〜日本茶インストラクター・アドバイザー交流会へ |
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杉山八重穂
2006.03.26撮影
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本日は朝から園地を走り回り、午後は日本茶インストラクター、アドバイザー認定式後の交流会にて呈茶を担当。いつもながらの目まぐるしさ。
具体的には
AM8:00
静岡市「丸子)」:杉山八重穂
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同、「俵峰」:さくらかおり
↓
同、玉川地区「大沢」:やまかい
↓
同、「日本平」:やぶきたの原樹
↓
PM1:00
「グランシップ」:認定式交流会
※マイナ−な話題で恐縮ですがこれまでに石部の茶園巡りにおつき合いを頂いた方は、上記をご覧になって、結構「短かめなコース」だなと思われるかも知れませんね。
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さくらかおり
2006.03.26撮影
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さて、園地毎の様子を画像で見てみるとお茶の芽の大きくなり方が異なるのが分かります。杉山八重穂は「摘み採りが出来るのでは???」と思うくらいなのに山間地はまだまだ。同じ静岡市の茶園でこんなにも違うのかと驚かれる事でしょう。極早生の品種と中生品種の違いや茶園の立地条件の違いが影響してこのような事になります。
園地を走り回った後は、日本茶インストラクター・アドバイザー認定式交流会に呈茶担当として参加。事前のオーダーとして「珍しいお茶」を用意して欲しいとテーマを渡されて考えたのが「やぶきた」です。「やぶきた」といえば日本の茶栽培面積では約8割、静岡県に限っていえば実に9割を占めるメジャー品種。ひねくれた奴だなと思われそうですが然にあらず。今回用意した「やぶきた」はその誕生の土地「日本平」産の単園、摘採日1日限定の普通蒸し。これこそがまさに生粋の「やぶきた」。良し悪しではなく、いわゆる自分の中での「基準点」とするにはこれ以上のお茶は無いとも言えます。つまり、とても「珍しいお茶」に他ならない・・・ハズ。
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やまかい
2006.03.26撮影
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日本茶インストラクター・アドバイザーの交流会ですから使用したのはまず「審査茶碗と網にスプーン」。審査スタイルでお茶を見た後に実際に呈したお茶は常滑蓋碗、高資と宝生庵でいれました。味わいの良さ、新鮮さを感じる香気。その美味しさにお茶を口にした方達の表情が変わるのが分かるお茶でした。
毎年開催されるこの交流会での呈茶は石部にとって認定を受けた方達へのささやかなエールのつもりです。お茶はとっても面白く、お茶を作れる国に生きる幸運に感謝。
春三月もあと僅か。4月上旬には新茶シーズンに突入です。
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交流会呈茶エリア
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