様々な姿の茶樹を見ていると力強く元気なものはやはり人の手で育てられているものです。人の手が離れた園は驚くスピードで荒れてしまいます。生産家の高齢化が進んだせいか、つい最近に放任茶園になってしまったなという所も少なくないのが残念です。
最近の大きな気候変動、環境負荷軽減のために行われている減肥の流れや、茶の価格下落(特に2番茶)などによって、年々生産者ごとの園地の格差が広がっている感が強くなっています。この負の螺旋を止めるにはどうしたらよいのか?大きな大きな命題です。小さな専門店の錦園ですが私に出来る事はなんなのかを常に考えています。お茶の未来が明るいものとなりますように。 |