茶園でいい芽を作り、それをお茶にする。多くの生産家が口にする言葉です。でも、ここまでのレベルで実践出来ているものを石部は知りません。ほぼ、究極レベルの煎茶です。お茶という植物の本来の樹型(丸い畝はあの形に人がしています。)から生み出される「茎(剣)が目立つ原葉」。必要にして十分な殺青「蒸し」そして、優れた製茶の技術。出来上がった製品から茶園の様子が思い浮かべられるようなお茶。
「日本の様々な蒸し製の緑茶、その全ての基本は東頭の中にある。」この事に気がついた時、お茶を見るという事がとても楽になりました。
マイノリティであるがベイシック。
なぜ、東頭はこのような栽培をするのか?
なぜ、東頭はこのような製造ができるのか?
なぜ、東頭はこの色をしているのか?
なぜ、東頭はこの形をしているのか?
築地さん曰く「当たり前の事を当たり前にする。」この言葉はとても心に響きます。 |