山峡はやぶきたと比べて、繊維が強いようで、蒸し時間も長めとなります。葉が大きくなる品種になり、製品の中では3葉目の葉先部分が少し落ちた「長くて、長方形に見える葉」に気がつくことでしょう。※「やぶきた」であれば葉先が落ちずに、紡錘形になります。
勘違いされるのですが、製品の中で「葉が大きい=硬くなった葉」ではありません。硬くなった葉は製茶の段階で壊れてしまい、「艶があり美しく長い形状」にはならないのです。茶園で健やかに、大きくなった芽だからこそ、この形になる。茶園での姿を彷佛とさせる茶葉。とても、素晴らしいことです。 |