テーマ
静岡市内小学校入れ方教室(井川小学校)
井川地区のお茶の歴史と学校園のお茶のおいしいいれ方を学ぶ
認定番号
01-0271、03-0666
報告者名
山梨 宏之、杉山 八千代 (感想のみ)
スタッフ
 主任: 山梨 宏之(01-0271)
 助手:杉山 八千代 (03-0666)
活動日時
15/09/09(火) 13:45〜14:30 (時限数:1)
主 催 者
静岡市農林振興課
会  場
静岡市立井川小学校・家庭科理科室
対 象 者
3,4,5,6年生
参加人数
17
使用資料
(教材)
  • 学校茶園製造のお茶
  • 熟成本山茶
  • 釜炒り茶
  • 麦茶
  • 玄米茶
  • お菓子
  • 御茶蔵の写真
  • ミニ茶壺
使用資料
(器具)
  • 急須10
  • 湯冷まし10
  • 湯呑み24
  • 拝見盆24
  • 温度計10
  • 配膳盆10
  • 布巾10
  • ポット4
  • 大さじスプーン10
スタイル
セミナー
概 要
@ 茶器の扱い方Aいれ方B歴史C種類D茶話会
13:45 自己紹介
   50 @茶器の説明
      (机上に、茶器、ポット、井川小のお茶)
       急須、湯呑み、湯冷まし、扱い方
   55 Aいれ方、2人1組、井川小のお茶を使用
       1煎目を講師が説明
       1煎目を生徒がいれる
       2煎目を講師が説明
       2煎目を生徒がいれる
      (机上の茶器類撤収)
      (机上へ熟成本山茶)
14:05 B歴史
       400年前、お茶蔵、熟成本山茶の紹介
      (机上へ計6茶種)
   10 C種類(釜炒り茶、麦茶、玄米茶、焙茶)
      (井川小のお茶を使って焙じ茶に炒る)
      (机上へお菓子)
  :15 D好きなお茶を選んで試飲
       お菓子タイム
   25 E生徒が使用したお茶を1煎茶パックに。
       お家でご家族の皆さんに入れてね!
   30 終了
質問内容
「井川小のお茶はどうなんでしょう?」
質問への対応
「少しふぞろいですが、香りがいいですよ。」
実際にいれてみて
「いつもと全然違う、おいしい〜!」
が、返ってきました。
感 想 <山梨>
@ 3年生から6年生までいっしょ
A 時間が短い
以上から、話は少なくして実技だけにしたつもりです。

学校園で造られたお茶をいれるのに、半分以上の時間をかけました。オーブントースターを使ったほうじ茶も学校園のものを炒りました。
自分たちが関わったお茶がおいしかった、という印象が頭の片隅にちょっとでも残ればうれしいですね。

学校園のお茶をいれて、
「1煎目と2煎目でどちらが好きですか?」
という質問に対して
3分の2が1煎目、3分の1が2煎目、でした。
1煎目はたしかにおいしい、OKです。
2煎目が好きというのも、このお茶の質がいいからです、と応えました。

よいお茶の条件とは
@ 2煎目もおいしい。
A 冷めてからもおいしい
と付け加えました。

最後のあいさつの「持ち帰ったお茶で今夜ご家族にいれてあげてね。」が現実になれば最高っす。

以上自己満足的なことはこれくらいにして、肝心な反省材料は、客観的に見られていた助手の杉山さんや市役所の方々の報告に委ねたい、と思います。これが重要ですよね。

なお茶器の使用前、使用後に湯通しすれば良かったことが反省のひとつです。

<杉山>
多学年合同の為、話は最小限で後は実技中心でした。
子ども達には良かったようで、学校園のお茶の1煎目は皆一様に「おいしーい!」「これがいつも飲んでるお茶?」と感嘆の声をあげていました。
「このお茶はとてもおいしい、誇れるお茶です」という講師の言葉にとてもうれしそうでした。
後半のティパーティーは本当に楽しそうに、何種類ものお茶を入れるのにチャレンジする子が多くいました。昨年から様子を見る中で、やはり子ども達は話より実技、そして、「お茶を入れる事はおいしくて楽しい!」と感じてもらえれば、今後の茶の振興にもよい影響があるのでは、、と思いました。
その他
<山梨>
昨年までは茶商組合から一煎パックが配られましたが、
教室で使用した資料茶が残るので、それを入れるためのチャック付きのアルミ小袋を人数分持っていきました。
この方式がいいように考えますが、いかがでしょうか?


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