認定試験への挑戦を考えている方で気になるのはその費用かも知れません。私が合格までに掛かった費用を概算ですがお知らせしておきますので参考になさってみて下さい。 |
項 目 |
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1)日本茶インストラクター講座通信講座 |
¥71,400
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2)日本茶インストラクター認定試験受験料 |
¥21,000
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3)品質鑑定用資料茶追加購入(2セット) |
¥3,300
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位でした。 |
4)二次試験対策勉強会 |
¥3,000
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5)日本茶インストラクター登録料(3年分) |
¥30,000
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※平成14年から1年度分ずつ¥10,000となりました。 |
6)認定式参加(含む懇親会) |
¥5,000
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合 計 |
¥133,700
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結論からいえば通信教育講座の費用はリーズナブルと言えます。専門書をすべて揃えて、鑑定用の道具および茶資料を入手する手間を考えれば受講した方が早道です。(専門書は高価な物が多く、専門家が読む事を前提とした論文形式のものも少なく有りません。)資格取得を本気で考えている方は受講した方がいいでしょう。テキストの内容に多少の疑問も残りますが、お茶の歴史から生産、流通、効能等々3分冊計9章プラス補助教材2册に分類され、まとめあげている点は評価出来ます。内容としても合格後の調べ物に使える資料です。又、2本のビデオ教材も茶産地から離れた方や一般受験者の理解を深めるには有効でしょう。鑑定セットも内容として過不足なくまとまっていて、損が無いと思いました。拝見盆もしっかりしたものです。(日本茶インストラクターの文字が印刷されています。135g) 3回の通信添削も丁寧なもので細かな書き込みがされていて好感が持てます。ただ、リポートに回答を記入する際はテキストの丸写しになりがちなのも事実でしょう。問題にいくつかの誤りが有ったのは残念でした。実際の活用としては、試験用の練習問題のつもりでのぞむべき教材のように感じます。試験前には必ずやり直しておくべきものです。通新教育講座受講生には試験前に試験対策練習問題と学習のポイントが届きました。3分冊のポイントをまとめた全44ページになる一冊です。試験前の勉強としては有効でした。 試験後の感想ですが、3分冊全てを丸暗記すれば一次試験(筆記試験)は合格は出来ます。(でも100点は取れない?)ちなみに合格ラインは総合70パーセント以上であり、10科目が50パーセント以上の正解である事。10科目×10問=100問ですから全体で70点、各科目で5点以上ということになります。 内容が多岐に渡っている点と暗記の要素が多いので、受講生であっても試験に合格するには本気で取り組むことが大切です。ただ、受講をしたから絶対に合格出来る訳では有りません。高額に感じるかも知れませんが、このくらいのお金を使えば真剣になるのではないでしょうか?コンピューターのソフトにも通じますが「本当に使いこなしたければ身銭を切れ。」というのと同じ感覚かも知れません。 鑑定茶セットについて 通信講座中で二次試験(実技試験)に関連してくる資料です。
第2分冊到着時とほぼ同じ頃「茶鑑定セット」として届きます。提出用リポートへ回答するのに使用します。特に品質鑑定用はリポート用に使い切ってしまいますので、実技試験前に追加で購入したほうがいいでしょう。(余裕があれば二次試験前に茶種、茶期、品質の全てを買い直すほうがベターです。)
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