一般受験者の一次試験感想

 全体的な感想は、思ったより、細かい内容が問題になっているなあということでした。大体は理解していても、点数にはなりません。また、通信教育のテキストがないと難しいと思いました。

 まず、歴史については「誰が」「いつ」「何をしたか」その3つを整理してもっとしっかり覚えておくべきだったと思いました。その中で何が問題になるかわかりません。宇治の煎茶の優品を作った人や玉露の製法が発明された人など、やった人の名前は覚えていたけど「年号」はあいまいで、結局、間違ってしまいました。

 茶の効能・効果については、お茶に関係したところだけ覚えれば大丈夫かと思いましたが、実際は、それだけでなく、「だ液から分泌される酵素は何か」を問うような問題も出題されました。他の科目についても書きたいのですが、1時限目のことしかよく覚えていなくて書けません。ごめんなさい。

 茶業界に関係のない、一般主婦の私にとっては3時限目が一番簡単(3つの中ではですが)でした。反対に、茶業界の方々にとっては(周囲の反応をみると)3時限目が一番難しかったようです。

 試験を受ける前の感想は、勉強してよかったなあということ。こんな風に1つのことについていろんな角度から勉強できる機会って滅多にありません。好きなお茶についてだったし、試験という目標があったからできたのですが、知れば知る程、楽しいし世界が広がりますね。

 試験後の感想は、勉強不足だったなあということです。勉強を始めたのが1ヶ月前。遅すぎでした。時間が全然、足りなかったです。とりあえず、合格通知をいただきましたが、これは勉強中、子どもの面倒や夕飯つくりなど協力してくれた母や姉、わからないときに力になってくださったお茶屋さんのおかげだなあと思います。ありがとうございました。



 感想をおよせ下さったのは静岡で受験をなさった一般受験者の女性です。(静岡では21人の女性が一次試験を通過なさいました。)13年度以降の一般受験者の方の参考になる内容もあるのではないでしょうか?


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