内容は用意された「荒茶」の茶期ごとの鑑定や、「仕上茶」に品質順位をつけたり試験内容を想定したものになっているようです。
実技試験は「荒茶茶期鑑定」など一般の消費者にはあまり縁の無いタイプの内容であり、少々敷き居の高い試験となっています。受験者を「プロ」に絞った募集であったのですから仕方の無い事なのかも知れません。日頃のお茶に関する経験と知識を問われる試験となりそうです。(逆に言えば日頃荒茶等に触れていない方には厳しい内容になるのでしょう。)
合格ラインが明確では無い試験の性格上、ある程度の混乱が有るのかも知れませんが、第一期のティーインストラクター誕生の秒読み段階まできたようです。難関をくぐり抜けた方達がお茶について一般の消費者との間の掛け橋となられる日がそこまで来ているのだと思います。インストラクターの方々のご指導によって数年後にはお茶の文化、効能、茶品種、等について興味を持つ人が増えているのかも知れませんね。