日本茶ティーインストラクターのテキストについて

テキスト本編  A4サイズ 内容294ページ
テキスト資料編 A4サイズ 内容202ページ


記述の内容は、日本茶とその周辺の事柄について非常に多岐にわたるものです。また、認定試験のスタイルもテキストの持ち込みが不可の上、年号や数値のいわゆる「暗記もの」といった出題もあるため、真剣に取り組まなければ合格は困難と思われます。


例題のいくつかを紹介しますので参考にして下さい。

(1)次の空欄に当てはまる言葉を下から一つ選び、記号で答えなさい。

日本の緑茶製造の第一工程は、蒸熱または(  )である。

(a)萎凋
(b)乾燥
(c)粗揉
(d)妙り葉
(e)水乾

(2)次の文章で誤っているものを一つ選び、記号で答えなさい。

(a) 紅茶、烏龍茶の発酵は、茶葉内の酵素が葉内成分に作用して起きる現象である。
(b)てん茶は蒸し葉を散茶機にかけ、てん茶炉にて乾燥した後、茎や古葉などを選別、煉り乾燥して仕上げる。
(c)烏龍茶の萎凋は、日光に短時間当てる日干萎凋と室内萎凋の二つあるが、紅茶は室内萎凋のみである。
(d)後発酵の醗酵は醗、カビ、バクテリアなどの微生物の作用によるものである。
(e)煎茶製造は、すぺて茶葉を揉みながら乾燥させる工程でなっている。

(3)次の中から、緑茶の変質に関係のない事項を一つ選ぴ、記号て答えなさい。

(a)アスコルビン酸の酸化
(b)繊維素の分解
(c)カテキン類の自動酸化
(d) 葉緑素の褪色
(e)脂質及ぴカロチノイド類の自動酸化

(4)次は平成10年度の県別茶栽培面積の多い順に並べたものであるが、正しい順序のものを一つ選ぴ、記号で答えなさい.

(a)静岡県 三重県 鹿児島県 埼玉県 京都府
(b)静岡県 京都府 鹿児島県 熊本県 埼玉県
(c)静岡県 鹿児島県 三重県 熊本県 京都府
(d) 静岡県 鹿児島県 京都府 埼玉県 熊本県
(d) 鹿児島県 静岡県 三重県 京都府 埼玉県

(5)次の品種の中から、緑茶用に育成されたものでない品種を一つ選び、記号で答えなさい。

(a)みねかおり
(b)みなみかおり
(c)ベにふうき
(d)しゆんめい
(e)やぶきた

(6)次の文章の空欄に当てはまるものを下から一つ選び、記号で答えなさい。

普通煎茶の審査には、茶の品質特性(長所や欠点)を明らかにするため〈 )を用い、一定時間浸出して審査する。
(a)ミネラルウオーター
(b)蒸留水
(c)井戸水
(d)熱湯
(e)軟水

(7)次の文章の空欄に当てはまるものを下から一つ選び、記号で答えなさい。

茶の審査で水色の判定には、水質、湯の沸かし方、( )などが影響するので特に注意したいポイントである。
(a)採光
(b)室温
(c)湿度
(d)雑音
(e)風

(8)次の文章の空欄に当てはまるものを下から一つ選びt記号で答えなさい。

煎茶の渋味は、主として煎茶中に含まれる(  )によるものである。
(a)アミノ酸
(b)カフェイン
(c)糖類
(d)カテキン
(e)繊維

(9)次の文章は、チャの品種(例えぱ「やぶきた」)の増殖方法を記したものであるが、間遵っているものを一つ逮ぴ、記号で答えなさい。

(a)挿し木法が最も多く行なわれている。
(b)取り木法は昔は行なわれていたが最近はあまり行なわれていない。
(c)種子で蒔くのが簡単で均一な茶囲ができるので最も良い。
(d)接木法は可能であるが、手間がかかるのであまり行なわれていない。
(e) 根分け法は可能であるが、大量増殖には適さない。

(10)次の文章の空柄に当てはまるものを下から一つ遺び、記号で答えなさい。

茶樹の生育に適する土壊の性質として適しているのは(  )である。
(a) 陽性
(b) 中性
(c) アルカリ性
(d)酸性
(e) 陰性

(11)茶葉に含まれ、突然変異抑制作用を示す成分はどれか、下の中から一つ選び記号で答えなさい。

(a) テアニン
(b) カテキン
(c) カフエイン
(d)ピタミンC
(e)グルタミン酸

「答え」

(1)d(2)e(3)b(4)c(5)c(6)d(7)a (8) d (9) c (10) d (11) b


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