インストラクターテキストにおいて「茶種」は下記のように分類されています。
では出版されているお茶に関しての本に載っていたり、茶店で普通に販売されているポピュラーな次のお茶が含まれていないのはなぜなのでしょうね?
<テキストで茶種に含まれていないお茶>
さっそくインストラクターに合格した方に聞いてみましたところ、以下のような理由によるものであろうとのお話しが聞けました。
上記の3種類のお茶は確かに、お茶に関しての解説本などでも種類別に分けられており、入れ方についてもそれぞれの方法が記載されています。ではなぜ「茶種」として分類されなかったのでしょう?
それはこの「くき茶」「芽茶」「粉茶」というお茶は、全て煎茶を作る過程で出来る『出物(でもの)』と呼ばれる品であるため「茶種として分類しない方が良いのではないか。」と判断されたと想像できます。そう考えるとインストラクターテキストの「茶種」とは目的を持って作られたお茶をさす言葉なのでしょう。私見ですけどね。(以下略)
なるほど!言われてみればその通りのお答えですね。
実はこの「疑問」はホームページを見た知人から聞かれた内容だったのですが、茶種についての認識が一般の方とインストラクターとの間ではこんなところでもちがうのかと思い掲載致しました。