平成12年2月24日「夢づくり会館」午前9時30分より

研究成果発表会に行ってきました。

「 省力化と環境保全」このテーマは非常に大きなものとしてとらえられていました。 茶業に関わる労力を軽減させる方法。 環境保全型農業について「減肥」の影響はどうなのか。 「やぶきた」品種の偏重による問題を解決する為の新しい優良品種の研究。等の発表がありました。

茶移植機の試作機

一時間当たりに1800本程度の移植を行える事を目標に開発との事。 機械化の流れの中で平成12年度より3年の予定で「摘採ロボット」の開発が専任のスタッフによって行われるそうです。

休憩時間には4種類の茶品種の試飲も行われました。

品　種	来　歴
香駿（こうしゅん）	くらさわ×かなやみどり
70-30-302	静7132×あさつゆ
山の息吹	やぶきた実生
さわみずか	やぶきた×ふじみどり

70-30-302（あさつゆの物らしい水色が特徴的でした。）

香駿	山の息吹

個人的には香駿のもつ香りには好感が持てました。

生産家の中でも「香り」に特色をもつ品種に興味が持たれつつあるといったアンケートの結果が報告されていましたがこれも「減肥料」による影響を考えたものなのではないでしょうか。

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