「水見色かおり」の感想

 新しい日本茶スタイル初めて書き込みさせていただきます。
 先日、萬千吉茶坊さんにお邪魔し、Ken Stoneさんのお話を伺いながら、あちゃこさんが淹れてくださった水見色かおりをいただきました男です。

 うまく水見色かおりの良さが読んでいただいた方に伝わるか自信がないのですが、書き込みにて新しい日本茶文化を提案されておられる方々にお会いできた喜びと感謝の言葉とかえさせていただきたく一筆のこした次第です。

 あちゃこさんが淹れてくださった「水見色かおり」、とてもおいしかったです。淹れ方もとても工夫されていらっしゃるのですね。
 まずは甘みとしての滴を喫し、そして蓋椀で香り、味、色をゆっくりと自分の時間でいただく。
さすが茶藝師、その個性を活かした淹れ方を考えられているのだなぁ、とやさしい味のガトーショコラをいただきながら考えていました。
 日本茶、静岡茶の良さはどこにあるのだろう?そのように考えたとき、その良さをふんだんに楽しむことのできる淹れ方であると感嘆しました。これはKen Stoneさんが他の茶葉でも取り組まれている新しい日本茶のスタイルはなんなのか、という活動ともつながる考え方だと思います。

 私はもともと中国茶、特に台湾茶を好奇心の起点として、今は日本茶や自分の地元である静岡茶に対して強い興味を感じている人間ですので、自己流で中国式に蓋椀で日本茶を淹れることもありましたが、まさか喫茶としてお店をされている処で自己流などでは到底表現できない蓋椀式日本茶に出会えるとは…。

 心技一体がそこにあるからなのかもしれません。茶藝師としての心技、お茶としての心技(つまりは作り手の心技)、そういったものが感じられた一時でした。
「常茶」としてどのようなお茶をいかなる淹れ方で飲むのか、そういった提案をされていると感じています。

 今度は自分で淹れてみます♪
 色々な方法で楽しめる、表情豊かな静岡茶に出会うことができて本当によかったです。以上、突然の書き込み失礼いたしました。

「水見色かおり」の感想
三戯者さん

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